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盆栽の肥料

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盆栽の肥料にはどんなものがある?選び方と与える際の注意点

あなたがかわいがっている盆栽に、肥料は与えていますか?
盆栽に肥料は欠かせません。

でも、どんな肥料を与えればいいの?

どんなタイミングで施肥をすればいいの?

そんな疑問をお持ちではないでしょうか?
今回は、盆栽、特にミニ盆栽特有の問題と、それを解決するための肥料の選び方などを丁寧にご説明します。

盆栽(ミニ盆栽)の特徴

盆栽(ミニ盆栽)は、小さな器、少量の土に植え込まれています。

「盆栽には肥料と水が大事」というのは、上のような盆栽ならではの特徴が理由です

少ない用土で盆栽を育てるため、特に夏場は1日に2回の水やりが必要な樹種もあります。
このとき、与えた肥料の成分も一緒に流れていきますので、肥料の選び方や、肥料を与えるタイミングが大事です。

一方、庭に植えられた樹木は、盆栽よりもはるかに多くの量の土に根を張ることができます。
水も盆栽ほど頻繁に与える必要はありませんし、与えられた肥料も庭の土にとどまりやすいという特徴があります。

この違いから、盆栽、特にミニ盆栽への肥料選びや、施肥タイミングはとても大事な「育て方ポイント」といわれているのです。

【基本編】肥料に含まれる成分

肥料といっても、市販のものにはいくつもの種類があり、それぞれに含まれる成分とその比率が異なります。
特に重要な3成分とされるのが、

  • チッ素(N)=葉や茎などの成長促進に必要
  • リン(P)=植物の細胞増殖を促す(チッ素と共に働く)
  • カリウム(K)=光合成で得た養分や水分を貯える

です。
ベーシックな肥料には、パッケージにその含有量が記載されています。

たとえば、「N8:P8:K8」、「N6:P4:K1」などのようにです。
これは、比率ではなく、100グラム中にその成分が何グラム含まれているかを示しています。
「N8:P8:K8」の場合、チッ素もリンもカリウムも、100グラム中8グラムずつ含まれているということになりますね。

盆栽の樹種によって必要な成分の比率は異なりますので、まずこの表示を確認して、一番適していると考えられる肥料を入手しましょう

盆栽の肥料選びは3つの側面から考えて

盆栽の肥料選びには、3つの側面から総合的に考える必要があります。

  • 肥料の状態(液体または固形)
  • 肥料に含まれる成分と樹種とのマッチング
  • 肥料を与える時期に合った肥料(速効性肥料/緩効性肥料)

では、それぞれの肥料の特徴や、盆栽に与えるときの注意点についてご紹介します。

肥料の状態(液体または固形)

肥料には、液体のものと固形のものがあります。

固形のものは、

  • 元肥(もとごえ/もとひ)=用土に混ぜ込み、植物の生育を止めないようにする。基肥(きひ)や原肥(げんぴ)」とも呼ぶ。元肥は、盆栽の植え付け時や植え替え時に与える
  • 追肥(ついひ)=植物の生長に伴い、必要な成分を補う。植物の根元に置く

として使いやすい肥料です。
盆栽で使用する固形肥料の代表的なもののうちには、次のような商品があります。

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注意点としては、植え替え時に使用しようと考えている盆栽用の土に、既に肥料が含まれていないかを確認することです

もし、既に肥料が混ぜ込まれているのなら、元肥を追加する必要はありません。
むしろ肥料含有量が過剰となってしまい、盆栽の木を傷めてしまうことがあるからです。

固形肥料の追肥については、次の動画が参考になります。

液体の肥料は、指定された割合で水に溶く(希釈する)もの、そのまま使用できるものがあり、追肥として日ごろの水やりのように手軽に使えるのが魅力です。

注意したいのは、希釈するタイプのものです
間違って指定された濃度より濃いものを与えてしまうと、盆栽の根を傷めてしまうことがあります。

希釈タイプの液体肥料には、次のようなものがあります。

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薄めることなく、そのまま与えられる肥料には、次のようなものがあります。

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肥料に含まれる成分と樹種とのマッチング

樹種によっては、必要な養分の比率が違いますので、できれば「桜用」「松用」など、明確に樹種を記してある肥料を選びましょう

いくつもの盆栽を所有しているとき、肥料もその分多く購入しなければならなくなりますが、樹種に応じて自分でブレンドしなければならない手間を大幅に減らすことができます。

もしも樹種別の肥料が見つからない場合は、盆栽一般に使用できる次の肥料もおすすめです。

▶️肥料 盆栽用 におわない小粒│盆栽妙

肥料を与える時期に合った肥料(速効性肥料/緩効性肥料)

肥料には、「素早く効くもの(速効性肥料)」と「ゆっくり聞くもの(緩効性肥料)があり、与える時期によって使い分けます

  • 速効性肥料=液体肥料の多くが速効性肥料。芽切り前にしっかり樹木の勢いをつけたいときや、冬のムロ入れ前に使用
  • 緩効性肥料=年間を通してゆっくりと栄養を与えたいときに使用

盆栽を育てている環境によっても使用すべき肥料は違う

あなたの家がマンションで、ベランダで盆栽を育てているときは「においが少ないもの」「虫が寄り付きにくいもの」を選ばなければならないでしょう。

戸建てで、盆栽を育てるスペースも広く、ご近所への影響が少ないときは有機肥料(多少においがする/虫が寄り付くことがある)でも大丈夫です。

ですが、最近ではベランダでグリーンを楽しむ方向けに、においの少ない有機肥料も販売されていますので、近隣への影響も考えてじっくりと肥料選びをしてください

施肥を控えるべき時期

盆栽への施肥タイミングは樹種により異なりますが、「避けるべき時期(タイミング)」はほとんど同じです。

  • 梅雨=枝が徒長(必要以上に成長すること)しやすい時期で、樹形が崩れやすくなる
  • 真夏=あまり成長はせず、根の栄養吸収能力も低下している
  • 植え替えをしたあと=根が傷んでいて、木の勢いも弱まっているので、約1ヶ月は安定を待つ必要がある

まとめ

盆栽の肥料は、「選び方」が基本です。
必要な養分を含んでいるか、効き方のスピードはどうか、においや虫の問題はないか…。
また、盆栽の樹種によって必要な成分も微妙に違っています。

用土の少ない状態で生きていかなければならない盆栽にとって、肥料はとても大事なものです。
あなたの育てている(育てたいと思っている)樹種に必要な成分をしっかり補填するため、じっくりと肥料選びをしてください。

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